「立派な自衛官に」 陸自福知山駐屯地 入隊式に候補生35人

2024年04月15日 のニュース

 陸上自衛隊第7普通科連隊(佐藤教人連隊長)の入隊式が14日、京都府福知山市天田の福知山駐屯地であった。自衛官候補生35人が紫紺色の制服に身を包み、引き締まった表情で自衛官としての一歩を踏み出した。

 今年度の候補生は18歳から24歳までの男性で、福知山の3人を含む京都、大阪、滋賀、兵庫の4府県から入隊した。候補生たちは家族らの拍手に迎えられ、きびきびとした動きで体育館に入場した。

 佐藤連隊長は式辞で「これからの訓練や生活の中では様々な壁が立ちはだかり、多くの苦い思いを経験していくことになるだろう。しかし、失敗は若者に与えられた特権であり、何事にも挑戦する気概を持ってこれからの自衛官人生を刻んでいってもらいたい」と激励した。

 候補生を代表し、京都共栄学園高校卒の平井信龍さん(18)=与謝野町出身=が「あすから本格的な訓練が始まりますが、教育してくださる方々のご指導のもと、日々努力し、若さと情熱を持って立派な自衛官になれるよう、精いっぱい頑張っていきます」と決意の言葉を述べた。

 候補生たちは約3カ月間、同駐屯地で基本動作や射撃などの基本訓練を受ける。

写真(クリックで拡大)=決意の言葉を述べる平井さん

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