歩行者が安全に渡れるように…石原に歩車分離式信号を設置 市内では2カ所目
2022年10月26日 のニュース
京都府福知山市石原の府道福知山綾部線と石原多保市線が通る交差点に、車の通過と歩行者の横断が同時にならない歩車分離式信号が設置されている。通勤時間で交通量が増える朝、通学する小学生、高校生が安全に横断歩道を渡る姿が見られる。
同交差点は近くに遷喬小学校があり、通学で利用する児童は約300人と多い。通勤車両も多く、対策が求められていた。今年3月に運用開始し、市内では、東堀の国道9号と国道175号の交差点(2004年設置)に次いで2カ所目の歩者分離信号。
種類は歩行者専用現示方式で、全ての車両用信号が赤の時だけ、全ての歩行者信号が青になる。時間は平日の午前7時55分から8時15分までの20分間で、歩行者信号、福知山綾部線の信号、石原多保市線の信号がそれぞれ順番に青色に点灯する。
長年、児童の登校を見守る、福知山防犯推進委員協議会会員の高津勉さん(75)は「歩行者にとって安心な渡り方ができ、助かっています」と話している。
写真=歩車分離式信号の横断歩道を渡る児童たち