市民が転ばぬようにとケーブルを… 福知山市役所でシステム障害

2019年02月19日 のニュース

 京都府福知山市の市役所で19日、情報システムに障害が発生し、業務開始の午前8時30分から、本所と各支所の窓口での住民票、印鑑証明など証明書発行や確定申告の業務ができなくなった。同10時10分ごろに完全復旧した。

 市情報推進課によると、システム障害は同日午前7時20分に分かった。調査を進め、同9時40分ごろに原因を特定した。

 トラブル発生の現場は、本庁2階に設けた、前日から始まった確定申告のための会場。早朝に出勤した市税務課職員が、パソコンなどの機器につながっている多くのケーブルのうちの1本を、利用者が引っかからないようにと、差し直した場所が間違っていたのが原因だった。

 影響人員は調査中だが、確定申告だけでも、本庁とこの日の会場となった大江支所で、合わせて約50人に上った。後日申告してもらうことなどを依頼して対応した。

写真=確定申告用の会場で職員が配線ミスをした機器

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