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両丹日日新聞2019年1月18日のニュース

三和の工業団地に工業用温度計測メーカー 山里産業が進出

協定書を交わす則武社長 京都府福知山市三和町みわ、長田野工業団地アネックス京都三和に、工業用温度計測(センサー)製造・販売の山里産業株式会社(本社・大阪府高槻市、則武賢介社長)が進出する。5千平方メートルの用地を取得して、一角にセンサーと計測器をつなぐ導線の製造工場を1棟建て、20年春の操業開始をめざす。以降も事業拡大への施設整備を見込む。

 同社は1955年創業。極低温から超高温までの温度センサーを手がける国内屈指の製造メーカーで、製造拠点は本社・高槻工場と長崎工場がある。資本金7千万円、従業員数は243人(2018年10月末現在)。

 多くの種類がある導線は、これまで全て他社製を使っていたが、福知山の工場で一部の製造に乗り出し、自社製導入への一歩を踏み出す。

 17日に福知山市役所で同社の則武社長と則武正平会長、大橋一夫市長、中村敬二府土地開発公社理事長、野村賢治府中丹広域振興局長らが出席して調印式があり、用地売買契約や工場立地への協定などを締結した。

 同社は「何年もかけて候補地を探してきました。条件に合う形でこれだけまとまった土地は他にはない。物流面でも高速道路があり、本社工場へのアクセスは十分。地域経済にも貢献できるよう頑張りたい」と意欲を見せる。

 山里産業の進出で、アネックス京都三和全27区画のうち17区画が売約済みとなった。市産業観光課は「今後もPR、誘致に取り組みたい」としている。


写真=協定書を交わす則武社長(左)と大橋市長(中央)、野村振興局長

    

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