来年1月に大阪市で開かれる天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会に、福知山市立日新中学校出身で滝川第二高校（神戸市）2年生の塩見涼也選手が、兵庫県代表として2年連続出場する。種目はジュニアの部の男子シングルス。

　日本卓球協会が主催する日本一を決める大会。男子シングルスなど7種目あり、いずれもトーナメント方式で争う。ジュニアの部の男子シングルスは、高校2年生以下が対象で、各都道府県の代表ら214人が出場する。
　
　塩見選手は、地元の福卓クラブなどで技術を磨き、日新中学3年の時には、全国中学卓球大会に出場するなど活躍。卒業後に強豪・滝川第二高校に進学し、今夏のインターハイにも兵庫県代表として出場した。
　
　同選手権の兵庫県予選会には、1780人が参加した。塩見選手は次々と強い選手を倒し、準優勝して出場枠に入った。
　
　大会は1月14日から20日まで、大阪市港区の丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館）で開かれる。
　
　塩見選手は、前回大会も出場したが3回戦で敗れた。「今年の目標は表彰台に上がること。勝つことにこだわり、強い気持ちで戦います」と意気込んでいる。
　
　
写真＝全日本卓球選手権に出場する塩見選手