国のどぶろく特区になっている京都府福知山市大江町毛原で、川瀬保さん(70)が紅麹を使って仕込んだピンク色のどぶろく「大江のどぶろく棚田の春」の瓶詰めをしている。新春用のめでたい酒として造り、毎年人気を呼んでいる。
川瀬さんは2010年に免許を取得。自宅そばに醸造場を構えてどぶろくを造っている。
酒造好適米「京の輝き」を使い、米と麹を混ぜたあと、しばらくおいて紅麹を加える。720ミリリットル瓶100本分を仕込んだ。
瓶詰めは丹後二俣紙のラベルを貼った瓶に、出来たどぶろくをひしゃくですくい、注いでいく。川瀬さんは「7月豪雨でも田んぼへの被害はなく、良質の米が取れました。米の溶け具合が良く、少し甘みがあり、女性でも飲みやすいと思います」と話している。
棚田の春は1本1800円(税抜き)。醸造場で販売するほか、正月三が日は午前9時から午後4時まで、内宮の元伊勢内宮皇大神社参道でも売る。
写真=ひしゃくを使い、ピンク色のどぶろくの瓶詰め作業をする川瀬さん
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