福知山公立大学の学祭「第3回福桔祭」が、京都府福知山市の福知山駅北口公園でこのほど開かれた。音楽ステージを中心とした内容に、親子連れから年配の人まで幅広い人たちが盛り上がった。

　テーマを「百鬼夜行～童心へ帰る」とし、1、2年生約20人でつくる実行委員会（酒井陽平委員長）が中心となり企画を練った。これまでは郊外の西小谷ケ丘にある大学内で催していたが、地域の人たちに活気を届けたいと、初めて駅北口公園で開いた。

　ステージでは、学生たちがダンスや軽音楽、アカペラなどを次々と披露。福知山踊振興会との踊りのコラボでは学生たちも加わり、輪踊りをして盛り上げた。

　ゲストには、地元のアコースティックデュオ・チキンズキッチンと、ご当地アイドル・Ｈａｐｐｙ3ｄａｙｓ、さらに大阪や名古屋のバンドを招き、熱気あふれるステージを楽しんだ。

　豚汁、おでん、フランクフルトなど、17の模擬店もずらりと並び、来場者が買い求めていた。

　酒井委員長は「足を運んでもらいやすい好天になって良かったです。たくさんの地域の人たちに集まってもらい、学生の元気を届けられる機会になったことがうれしい」と笑顔を見せていた。


写真＝輪踊りで会場を盛り上げた踊振興会会員と学生ら