女子プロ野球チームの京都フローラに所属する京都府福知山市池部出身の植村美奈子投手(25)が、シーズンオフに合わせて帰郷し、両丹日日新聞社を訪れた。チームをリーグ優勝に導くために頑張ったプロ入り8年目のシーズンを振り返るとともに、「来期は日本シリーズ女王決定戦での優勝をめざす」と抱負を語った。
■先発、中継ぎ、抑えで20試合に登板 防御率2・89■
女子プロ野球リーグは今年、京都フローラ、埼玉アストライア、愛知ディオーネの3チームが3月から各42試合をし、年間の順位を決めた。京都フローラは9月16日、5試合を残して優勝が確定した。
この結果を受け、上位2チームによる日本シリーズ女王決定戦に進んだが、京都フローラは愛知ディオーネに敗れて、目標としていた3年ぶりの女王の座の奪還は果たせなかった。
植村選手は、貴重な左投げで、先発をメインに中継ぎ、抑えでも奮闘し、20試合に登板。3勝5敗1セーブ1ホールドで、防御率2・89はリーグ4位の好成績だった。開幕2戦目には無四球完封でプロ入り50勝目を挙げている。
今シーズンについて「いろんな場面で投げることができ、大量失点はなかった。ベテランの域に入りましたが、若手に負けないようにと頑張りました」と振り返り、来シーズンに向けて「勝ち星を増やして若手の見本となり、チームの雰囲気づくりに努めて士気を高め、年間女王を取り戻したい」と語った。
25日夜には、土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで、支援者への凱旋報告会をした。
写真=シーズンオフで帰郷し、両丹日日新聞社を訪れた植村投手
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