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両丹日日新聞2018年11月24日のニュース

福知山マラソンで多くのメディカルランナー ドイツ人助産師も

ラブロウ・セーニャさん 第28回福知山マラソンが、京都府福知山市の由良川沿いなどを走る42.195キロ日本陸連公認コースで23日に開かれた。大会には、走行中の選手に緊急事態が起きた際、救護活動を補助する「メディカルランナー」も大勢参加。外国人助産師の姿もあった。

 メディカルランナー制度は4年目を迎え、今回は医師や看護師、救急救命士ら162人が登録した。

 そのうちの一人、助産師のラブロウ・セーニャさん(31)=大阪市阿倍野区=はドイツ・デュッセルドルフの出身。「ずっと出場したかった」という福知山マラソンを初めて走り、さわやかな笑顔でゴールした。

 高校生の時から日本語を勉強し、2006年11月に19歳で来日した。「京都が大好き」といい、京都で和菓子職人をしていたこともある。

 一方で、南丹市の明治国際医療大学で看護師と助産師の資格を取得し、2016年から淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)で助産師として働いている。京都府名誉友好大使としても活躍する。

 「走ることが大好き。走るとポジティブになって健康になり、悩みが解決する」と明るい性格で、2011年の「第1回神戸マラソン」をはじめ、各地のフルマラソンに40回以上参加。北海道の100キロウルトラマラソンでも走り、今年の伊賀トレイルランでは8位入賞した。フルマラソンの自己ベストは3時間26分という。

 今年は18日の神戸マラソンを完走した足で福知山マラソンに出場した。25日の大阪マラソン、来年3月の東京マラソンにも出走する予定にしている。

 福知山マラソンを走り終え、「最高でした。折り返し地点ではほかの人の表情が見られてパワーをもらえたし、途中の太鼓の応援では元気になりました。けがや調子の悪くなる人もなくよかったです。来年もまた来たい」と話していた。


写真=メディカルランナーとしてゴール直前を走るセーニャさん

    

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