京都府福知山市夜久野高原の道の駅「農匠の郷やくの」で、第33回夜久野農林商工祭(実行委員会主催)が18日に開かれ、家族連れらでにぎわった。野菜直売所のやくの高原市(田村孝利運営委員会長)では、今夏から生産を始めた「機能性野菜」の専用販売コーナーを初めて設けた。カロテンなどを豊富に含み、食味に優れたもので、来店客の人気を集めた。
出品したのは、府のエコファーマーの認定を受けている会員ら。種苗会社が生活習慣病の予防効果が期待できる機能性成分と、おいしさを兼ね備えた野菜を開発しており、その種子をまいて育て、収穫した。
甘みの多いニンジン、シャキシャキと食感が良いカラシナ、ポリフェノールの一種の成分のアントシアニンが豊富なリーフレタス、味にこくがあるタマネギなど7種類を並べた。
通常販売している野菜よりも値段はやや高めだったが、「健康に良く、味もいいなら、一度食べてみたい」という人が多く、次々と売れていた。
今後、栽培品種を増やし、四季折々に専用販売コーナーを設置することを検討している。
写真=人気を集めた機能性野菜のコーナー(やくの高原市)
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