京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学は、市民に古本を寄付してもらう「古本募金制度」を始めた。大学4号館のメディアセンターと市役所1階ロビーに、回収ボックスを設置しており、集まった古本は業者が回収して換金し、大学の教育研究費に充てる。
地域で支えてもらえる大学に-との思いで行っている。埼玉県の業者が行っている「きしゃぽん」という制度を利用。古本やDVD、切手、はがき、ゲームなどを対象に回収し、換金額が寄付される仕組み。
他大学でも取り組んでいるところがあり、手軽にできる寄付として、公立大でも採用することにした。
10月1日から2カ所に回収ボックスを設置、既に協力の本が寄せられており、メディアセンターの図書購入費などとして、活用することにしている。
■宅配便でも寄付可能■
宅配便での寄付も受け付けている。書籍やDVDなどを段ボールに詰め、電話で「福知山公立大学に寄付したい」と伝えて申し込むと、指定の時間に宅配業者が受け取りに行く。5点以上であれば送料は無料になる。
また寄付申込書に記載すれば、その年の所得税と住民税の寄付控除が受けられる。業者が査定し、換金額が公立大に寄付された段階で、公立大から寄付証明書(税控除用)が届くという。
宅配便での寄付の申し込みは古本募金きしゃぽん、フリーダイヤル0120・29・7000へ。
写真=公立大に設置されている回収ボックス
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