京都府福知山市三和町で来春開講する小中一貫校、三和学園の設立準備委員会総会が14日、同町寺尾の三和荘多目的ホールで開かれた。開校へあと4カ月余りとなり、スクールバスの運用方法や開校記念冊子の内容についての報告などがあった。
委員42人と一般市民12人が出席。大槻昭則会長のあいさつのあと、PTA部会がスクールバスについて報告。菟原、旧川合両小学校区の児童が乗車対象で、学園には3台を準備して、2台を菟原地区、1台を川合地区で運用することを伝えた。
また、市が進める三和地域の公共交通再編の一環で、公共交通としても有効活用し、学園で定めたバス停、時刻による運行▽一般の利用は利用者証を持つ事前登録者のみ▽利用者は運賃を支払う-といった仕組みにしていくことを紹介した。
続いて、学園の「開校の記録」編纂委員会が、開校記念冊子には学園への期待や願いを書いた寄稿文、新しい学校施設の紹介、統合前の各校の歴史年表を収録することを報告した。
工事の状況については、国道9号から学園までの道路に歩道をつけること、新しい校舎が3月下旬に完成することなどを市教委が伝えた。
最後に、「三和学園の教育」として、細見小の井上須美子校長が学園の教育内容を、三和中の細谷恵滋校長が学園の設備、施設と教育について話した。
写真=開校に向けて、現三和中で三和学園新校舎建設が進んでいる
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