京都府福知山市三和町千束の三和中学校生徒会(横田亮磨会長)が、アルミ缶回収を通じて得た収益で購入したデジタルカメラを、近くの市社会福祉協議会三和支所グループデイホームに寄贈した。生徒会本部の3人が同ホームに届けた。
生徒会は長年アルミ缶回収をしており、売却して得た収益で地元の福祉施設へ備品などを寄贈する「まごころ贈呈」に取り組んでいる。
年間を通じて取り組み、今年は4月から9月までの分で、約7万円の収益があった。これをもとに、町内の福祉施設6カ所に希望の品を聴き、血圧計、掃除機などを贈った。
認知症介護型通所施設の三和支所ホームには、利用する高齢者らの活動の様子などを撮影するデジタルカメラを贈呈。3年生の伊藤真子さん、2年生の坪内実桜さんと稲本友佳里さんの3人が13日に訪れ、利用者らの前で施設管理者の青木晶子さんにカメラを手渡した。
伊藤さんは「みなさんの思い出や記録などをたくさん残してもらえればうれしいです」とあいさつし、青木さんは「真心のこもった贈り物を頂きました。大切に使わせてもらいます」とお礼を述べた。
ほかの5カ所には10月の文化祭で贈った。
写真=カメラを手渡す坪内さん、伊藤さん、稲本さん(右から)
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