「指名手配被疑者捜査強化月間」(11月)にちなんで、京都府警福知山、綾部両署と福知山防犯協会は、市民に指名手配犯の捜査への関心を高めてもらおうと、23日に開催される福知山マラソンに参加する警察署員のランナーが、重要指名手配犯の顔写真を印刷したTシャツを着用して走る。
強化月間は警察庁が主導。10月末現在、全国の指名手配犯は668人にのぼり、特に逮捕の優先度が高い殺人犯ら12人を重要指名手配として、ポスターで顔と名前を掲示し、市民の協力を求めている。
福知山署では、強化月間に合わせて管内の宿泊施設、鉄道の駅、金融機関、商業施設などにポスターの掲示を依頼してきた。さらに、多くの市民らが集まる福知山マラソンでもアピールしようと、Tシャツを作った。
4枚作製し、重要指名手配犯の中でも逮捕につながる情報提供者に高額の報奨金がついている4人を載せている。福知山、綾部両署の刑事課が協力して企画したもので、マラソン当日には両署のランナー4人が着用する。
福知山署の林智規刑事課長は「このTシャツを見て、指名手配犯捜査に興味を持ってもらえたらうれしい。もし犯人を見かけたら、すぐに警察へ通報をお願いします」と話している。
写真=重要指名手配犯の顔入りTシャツを作った
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