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両丹日日新聞2018年11月 9日のニュース

秋色に染まる丹波のもみじ寺

色付く長安寺参道 「丹波のもみじ寺」として知られる京都府福知山市奥野部、臨済宗南禅寺派長安寺(正木義昭住職)で、もみじが色付き始めた。近隣のほか、岡山県など遠くから参拝する人もいて、美しい装いの木々をゆっくりと眺めている。

 境内や参道にはカエデなど紅葉する約550本の木が植わっており、秋の絶景スポットとして毎年この時期になると多くの人が訪れる。

 今年は7月豪雨で枝が折れたりしたが、大きな被害は無く、今週に入って色付き始めた。

 まだ色付いていない葉もあり、赤、黄、緑のコントラストが映える情景をカメラで撮影する人が多い。

 正木住職(59)は「今年の紅葉は昨年に比べてきれいなようです。もみじのほか、本堂や庭なども見ていただきたい」と参拝を呼びかけている。見ごろは18日ごろまでという。今月末には境内の御霊木、大イチョウが黄葉する見込み。

 拝観料が必要で、大人300円、中学・高校生100円、小学生以下は無料。拝観時間は午前9時から午後4時30分まで。問い合わせは長安寺、電話0773(22)8768へ。

■11日にもみじ祭り■

 同寺で11日午前9時から午後3時まで、もみじ祭りが催される。売茶真流によるお茶、菓子のふるまい(お茶券300円が必要)がある。琴や尺八の演奏会も行われる。


写真=参道で色付くもみじ

    

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