京都府福知山市島田の土師川宮井堰付近で2日、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」1匹が姿を見せた。井堰の管理をする宮井堰水利組合(今川一郎組合長)の人たちが点検中に見つけた。
オオサンショウウオは茶褐色で黒い斑紋があり、世界最大の両生類といわれ、大きなものは全長1・5メートルにも成長する。60年から70年は生きるとされ、小魚、エビ、カエルなどを捕食する。
組合員らによると、同所では毎年のようにオオサンショウウオが見られる。今回見つけたオオサンショウウオは体長90センチほどあり、短い手足で中州をのそのそ歩いたり、水中を泳いだりしていた。
今川組合長は「見てくれは悪いけれど、(毎年のように見ているので)愛着が湧いてきて居ないと寂しい。井堰の守り神やで大事にせなあかん」と話していた。
写真=宮井堰付近に姿を現したオオサンショウウオ
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