高校野球の秋季近畿地区大会準々決勝が28日、兵庫県のほっともっとフィールド神戸で行われ、福知山成美(京都府1位)は履正社(大阪府1位)に0-5で敗れ、4強入りを逃した。
来春のセンバツ甲子園出場の参考資料となる大会で、近畿の枠は6。順位に試合の内容も考慮し、選考される。
福知山成美
000 000 000=0
001 101 11x=5
履正社
〇…成美打線は、履正社の左腕・清水に完封を許した。最速141キロの直球と変化球を低めに集められ、散発3安打の12三振に抑えられた。
成美先発の小橋(成和中出身)は、強力打線を相手に145球の熱投。3回裏、失策絡みで先制され、その後も毎回走者を背負う苦しい投球で、小刻みに追加点を奪われた。
井本自宣監督は「小橋は最後まで集中力を切らさず投げたが、不運な安打もあってもったいなかった。もっと打てると思っていたが、守備の時間が長くて攻撃に集中できなかった」と振り返る。
岡田健吾主将(2年)は「選抜出場がかかった試合だったので、勝てなくて悔しい。相手投手は直球に威力があり、外角にも決めてきたので打ち崩せなかった」と唇をかんだ。
写真=強力打線を相手に最後まで投げ切った小橋投手
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