8月の台風20号の強風で倒れた京都府福知山市石場、高杉神社(足立常秋宮司)の鳥居の修復が完了し、21日の秋祭りで、住民らにお披露目された。足立宮司による神事などがあり、みんなで完成を喜び合った。
1852年(嘉永5年)に建立された鳥居は、ケヤキで出来ており、高さ約5メートル、横約4メートルの大きさ。総代代表の石坪徹郎さん(71)によると、8月23日に強風を受け、後ろ向きに倒壊しているのを、翌朝に近所の人が発見した。
総代や宮当番らで相談し、地元の工務店に依頼して9月上旬に修復に着手。控え柱や屋根の一部などを新調し、秋祭りに間に合うようにと、10月10日に完成させた。
石坪さんは「平成最後の年に、災害が多くて悪いイメージがありましたが、材木を提供してくれた住民の厚意もあって、無事に修復できて良かった。私の任期は今年で終わるので、これで肩の荷が下りました」と話していた。
写真上=修復された鳥居のお披露目があった
写真下=台風20号の影響で倒壊した鳥居
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