京都府福知山市大江町北原の鬼嶽稲荷神社周辺で、石川県金沢市の男性（77）が行方不明となり、22日朝発見されたが意識が無く、その後に死亡が確認された。

　福知山署によると、男性は21日午後1時ごろ、妻とともに鬼嶽稲荷神社を訪れ、観光名所になっている「鬼の洞窟」に向かって歩いていたという。約30分後にはぐれ、行方が分からなくなったことから、妻が警察に通報。警察や消防、地元の消防団らが捜索したが見つからず、日没で捜索をいったん中断した。

　22日は午前6時30分ごろから、府警本部、福知山署、市消防本部、地元の観光ガイドら約50人で捜索を再開。神社から南東に約200メートル行った地点にある、登山道から外れた崖下に横たわった状態の男性を警察官が発見した。


写真＝捜索に向かう警察官ら（22日午前6時30分ごろ）