第12回福知山産業フェア（実行委員会主催、福知山商工会議所主管）が20日、京都府福知山市猪崎の三段池公園総合体育館一帯で開幕した。福知山市内を中心に108事業所・団体が159ブースを構え、開場前から家族連れらが大勢訪れている。21日まで。

　商業、工業、農業の魅力を集めて地域活性化につなげたいと取り組む北近畿最大規模の物産展。一昨年は体育館改修工事、昨年は急な衆議院選挙と日程が重なったため見送っており、3年ぶりの開催となった。

　開始時間の午前9時30分には周辺駐車場はほぼ満車状態に。屋内の製品展示や技術ＰＲブース、屋外の地場産品販売、飲食ブースなどもにぎわっている。

　子どもが職業体験をする「ふくザニア」（福知山商工会議所青年部主催、両丹日日新聞社など後援）は体育館メインアリーナであり、当日券を求めて長い列ができた。大工、ネイリスト、料理人などがあり、21日も午前9時30分から当日券を販売する。一部は前売りの段階で完売している。

　21日の産業フェアは午前9時30分から午後4時まで。由良川河川敷に臨時駐車場（400台分）を確保している。臨時駐車場、駅北口など市街地6カ所と会場を巡回して結ぶ無料シャトルバスを20分間隔で運行している。


写真＝3年ぶりの開催でにぎわう産業フェア（20日午前9時50分ごろ）