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両丹日日新聞2018年10月20日のニュース

雪害の鬼嶽稲荷 改修記念し限定御朱印を授与

鬼嶽稲荷神社雪害で壊れていた京都府福知山市大江町北原、鬼嶽稲荷神社本殿の回廊部分の改修が終わり、工事を実施した同神社が記念事業として、28日と11月3、4両日に現地で限定の御朱印を授与する。

 社殿は、もともと大江山の山頂に近い場所にあったとされる。現在地に移されたのは弘化年間(19世紀中ごろ)で、この時に伏見稲荷神社から分祀されたと言われる。現在は住民が管理。毎年秋には、神社前が雲海観望のスポットとして多くの人たちが集う。

 神社までは車で行くことができるが、冬になると深い雪に覆われる。2012年には大雪で本殿、拝殿の一部が壊れたため改修した。

 今回改修した本殿の回廊は、16年2月の大雪で破損した。今年6月ごろから工事に入り、8月に完成した。回廊は新たに朱色で塗り、色が薄れていた大鳥居や境内社の「はしくらさん」の屋根も塗り直した。

 鬼嶽稲荷の御朱印は、通常だと鬼の絵の印が1カ所に入るが、限定版はもう1カ所に入れ、鬼が向き合うようにする。

 授与する時間は3日間とも午前9時30分から午後4時まで。

 鬼嶽稲荷神社の総代、上総三代春さん(85)は「きれいな神社になったので、ぜひ多くの人たちに参拝していただきたい」と呼びかけている。


写真=改修できれいになった鬼嶽稲荷神社

    

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