福知山市大江町金屋、京都府立大江高校(永井正樹校長、248人)は17日、同校で創立110周年記念式典を開いた。在校生徒らが出席し、節目を祝うとともに学校の発展を誓った。
大江高は、1908年に加佐郡立河守蚕業学校として開校したのが始まり。その後、何度か校名変更し、59年に現在の校名になった。89年にはソフト経済科を設置。2006年には普通科総合選択制・ビジネス科学科に学科改編した。
現在は、学校と地域が連携した取り組みや地域の資源を活用した教育活動を推進。古里の歴史、伝統文化を取り上げ、郷土愛を育む教育に力を入れている。
記念式典で永井校長は「本校を巣立った同窓生は1万2千人を超え、各界で多くの方々が活躍されています。これからも開校以来の伝統と精神を大切にして、地域に愛され、必要とされる学校づくりにまい進したい」と決意を述べた。
同窓会とPTAから記念品の贈呈に続いて生徒会長の新井彩貴歩さん(3年)が生徒アピールをして、「先輩方が長い年月をかけて築いてこられた伝統を受け継ぎ、在校生徒のわたしたちが学校生活を充実させ、地域とともに力を合わせ、学校づくりを実現していきましょう」と呼びかけた。
写真=記念式典で式辞を述べる永井校長
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