大手ゼネコン・大成建設のグループ企業で、舗装工事を主に請け負う大成ロテック(本社・東京都新宿区、西田義則社長)は17日、京都府福知山市牧で建て替え工事を進めていたアスファルト合材を作る福知山合材工場の火入れ式などをした。
同工場は1972年に開設し、北近畿をエリアにアスファルト合材の製造、舗装工事を手掛ける。旧工場が築30年以上経過したため、最新技術を取り入れて建て替えた。
新工場は、アスファルト合材の製造過程で使う大型バーナーを、従来の重油仕様から同社初のLPガス仕様に切り替えた。製造能力を旧工場と比べ約25%増の1時間当たり120トンに引き上げ、二酸化炭素排出量は約15%削減する。
合材サイロも2基に増やし、複数工事など多様な出荷に対応できるようにした。地域貢献への決意を込めて、京都府と福知山市のマスコットキャラクーのイラストを描いている。
現地で行った火入れ式と除幕式には、来賓を含め約70人が出席した。あいさつに立った西田社長は「昨年、市制施行80周年を迎えた福知山市のまちづくりの新たな歩みの一助になりたい。地域のインフラ整備、高いサービス提供に努めて、これまで以上の業務に取り組んでいきたい」と気持ちを引き締めた。
写真=環境に配慮しながらアスファルト合材の製造能力を25%向上させた新工場
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