来春に閉校する京都府福知山市三和町千束、細見小学校の児童が、ヘリコプターに乗って上空から古里の姿をじっくりと眺めた。細見地区公民館(西岡隆館長)が、児童らの思い出に残るようにと14日に企画し、親子ら34人が参加した。
4年生以上の児童とその保護者、地区の自治会代表を対象にし、同町下川合の農場「みわダッシュ村」の清水三雄村長=京都市=が経営する「JPD京都へリポート」に協力を得て行った。
参加者は、ダッシュ村でヘリコプターに3人ずつ順に搭乗。上空約600メートルの高さから細見、川合地区を15分ほどかけて見て回った。児童たちは「すごい!」「あっ、学校がある」などと声を上げて楽しんだ。
西岡館長は「地区内の山奥にまで家があることなど、地域をくまなく見てほしいと思い企画しました。お父さん、お母さんたちと見た古里の姿がいつまでも子どもたちの心に残ればうれしいです」と話していた。
写真=上空から見た細見小付近
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