京のブランド産品「丹波くり」の魅力を発信する第48回福知山地方丹波くりまつり(実行委員会主催)が6日、京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市武道館で開かれた。栗の量り売りや加工品の販売などがあり、秋の味覚を求め、たくさんの人たちが詰め掛けた。
福知山をはじめ府内と兵庫県にまたがる丹波地域で栽培される丹波くりは、大粒、まろやかな味が特徴で人気が高い。
まつりは毎年恒例の丹波くりの即売には開始前から多くの人たちが列をつくり、1升ますでの量り売りや箱入りを購入していた。
前日に南丹市で開かれた広域品評会に、福知山、綾部両市から出品された31点もまつり会場に箱入りで並べて販売され、人気を集めた。
このほか福知山市女性農業士会による栗おこわ、栗ぜんざいの販売や栗つかみ、いが投げゲームなどがあり、にぎわいを見せた。
実行委会長で、福知山地方丹波くり振興会の足立勝之会長(77)は「今年は7月豪雨や台風、猛暑の影響で不作の年になりましたが、まつりには、悪条件の中、丹精込めて育てた栗を出していただき、よかった」と話していた。
写真=一升ますでの量り売りにもたくさんの人の列ができた
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