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両丹日日新聞2018年10月 5日のニュース

京都工芸繊維大学福知山キャンパスが開講

工芸繊維大福知山キャンパス 国立大学法人京都工芸繊維大学(森迫清貴学長)福知山キャンパスの開講式が4日、京都府福知山市西小谷ケ丘の現地で行われた。福知山公立大学に隣接する旧福知山女子高校の校舎を活用。工芸科学部の課程横断プログラム「地域創生TechProgram(テック・プログラム)」の3年生22人が学びの拠点として使い、地域課題をテーマにした学習やインターンシップなどに、実践的に取り組む。

 工繊大は2016年度から、理工科系の知識を生かし、地域産業の活性化などに向けて他分野の人たちと協働し、対処できる人材の育成などを目的に、「地域創生TechProgram」を開設した。

 プログラムの学生たちは、3年の前期まで主に京都市の松ケ崎キャンパスで専門の基礎知識などを身につけ、3年の後期からは福知山キャンパスで、インターンシップや課題解決型学習に取り組む。

 科目としては、府北部地域の企業などで就業体験をする「ものづくりインターンシップ」、地域創生の課題に挑戦する「地域創生課題セミナー」などがある。ものづくりインターンシップには、製造業などの53社が協力する予定となっている。

 学生たちは、後学期のスタートとなる9月27日から福知山キャンパスで学んでおり、ミツマタの有効活用・地域資源活性化や、福知山駅コンコースを有効活用する空間デザインの検討などをテーマにした「地域創生課題セミナーⅠ」に取り組んでいる。

■森迫学長が地域貢献への決意■
森迫学長
 キャンパス内での式典には、森迫学長や桑原教彰・地域創生TechProgram長、学生、来賓ら約60人が出席した。

 森迫学長は「隣接する福知山公立大学、理工系人材育成に尽力してきた舞鶴工業高等専門学校とも連携、協力し、府北部の地域活性化に貢献できるよう取り組みたい」と決意を述べた。


写真上=福知山女子高跡地で開講した工繊大福知山キャンパス
写真下=告辞を述べる森迫学長

    

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