京都府福知山市前田の日新中学校と同市大江町金屋の府立大江高校の生徒たちが力を合わせ、食育をPRするポスターを作った。中学生がキャッチコピーとイラスト原案を考え、高校生がデザインするという連携で、ポスターとして完成させた。今後は日新中の校舎内外に掲示し、食育の大切さを広くアピールしていく。
日新中では2014年度から3年間、SSS(スーパー食育スクール)事業を展開。大学教授を講師に迎えての食育の講演を聞いたり、旧成美大学短期大学部と一緒に、朝食にふさわしい料理のレシピ集を作ったりした。
17年度からは府学校給食研究会の研究推進委嘱校となり、給食を教材に、食に関する授業を推進している。
ポスターはデザインや映像に関する学習などに力を入れる大江高に協力を求め、中高連携事業「知(地)の利プロジェクト」で取り組んだ。
A3サイズで2種類作製。1枚は日新中3年の下林美来さんが考えた「えがおと感謝をいただきます!」のキャッチコピーに、同1年の梶村奈波さんがイラスト原案を考え、大江高ビジネス科学科1年の松岡優佳さんが仕上げた。
もう1枚のキャッチコピーは日新中1年の中井成美さんが考えた「食べつくすために生きる。生きるために食べつくす。」で、イラスト原案は2年の村木亜理沙さんが考案し、大江高ビジネス科学科1年の的場風香さんが完成させた。
2枚とも女の子が食事をしている姿を描写し、朝食や野菜、果物をカラフルに描き、キャッチコピーが目立つように仕上げている。大江高の生徒が2日に日新中を訪れ、ポスター贈呈式をした。
写真=大江高生徒から日新中生徒に完成したポスターが贈られた
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