京都府内の芸術家約100人が出展する「KYOTO・アート6-芸術めぐり」が22日から、福知山市内の3施設で始まった。20年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、府全体で文化を盛り上げていくことを目的とする取り組みで、いけばな、工芸、写真、書、彫刻、日本画の6分野の作家が手掛けた力作が集う。
府、京都文化力プロジェクト実行委員会(府、市、京都商工会議所などで構成)主催、市、市教委共催。芸術鑑賞の機会が少ない府北部で開催し幅広い人たちに文化の魅力を感じてもらえたらとの思いも込める。
人間国宝の村山明さん、森口邦彦さんや、文化功労者らの出展もあり、文化活動を続ける人たちの秀逸の作品を見ることができる。
市佐藤太清記念美術館=内記一丁目=は、工芸、書、彫刻、日本画と、28日からいけばな▽市丹波生活衣館=同=は、工芸、写真、彫刻▽市民交流プラザ=駅前町=のギャラリーでは、写真、書、彫刻▽同市民交流スペースで、いけばなを展示している。
福知山市内からは14人が出展しており、丹波生活衣館にはこのうち7人の作品を並べている。躍動感あふれる若者の姿や富士山を収めた写真、幾何学模様を入れた陶の壺などがある。
また、各会場を回るスタンプラリーなども行っている。
3会場とも入場無料で、無休。会期は、美術館と生活衣館が30日まで、交流プラザはギャラリーが26日、交流スペースが24日まで。展示時間はいずれも午前9時から午後5時まで。
写真=作家たちの秀逸の作品が並ぶ(22日午前9時すぎ、市丹波生活衣館で)
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