大江山周辺のガイドら4団体でつくる大江山連峰トレイルクラブ(高崎洋一朗会長)が、福知山市など京都府北部4市町にまたがる「大江山連峰トレイル(自然歩道)」に、道標を取り付けている。10月にかけて10基を設置する予定。
大江山トレイルは、千丈ケ嶽を含む16キロの縦走路や鬼伝説の残る古道などを巡る13ルートがある。トレイルクラブは府とともにルートを選定し、府が今年3月にコース設定した。今年度は登山者に道に迷わず安全に歩いてもらうため、道標設置を計画。府と安藤スポーツ・食文化振興財団の補助を受けて導入した。
高さは約1・5メートル。19日は高崎会長(67)ら会員4人が作業し、大江町佛性寺の多目的グラウンドそばにある鍋塚へ向かう登山道入り口と鍋塚の休憩所そばに1基ずつ立てた。
道標には進行方向の山などを記した表示板が取り付けられている。今後与謝野町内に4基、宮津市内に3基、舞鶴市内に1基設置していく。
高崎会長は「道標や新たに作ったトレイルマップを頼りに、多くの人たちに大江山連峰トレイルを歩いてもらえればうれしい」と望んでいる。
写真=多目的グラウンドそばの登山道入り口に道標を立てる会員たち
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