来年春、京都府福知山市三和町に小中一貫校・三和学園が開校するのに伴い、今年度で閉校する菟原中の菟原小学校(奥田正雄校長)と、千束の細見小学校(井上須美子校長)で16日、それぞれ最後の運動会が開かれた。菟原小では、十数年ぶりに仮装行列が復活。両校とも校名の人文字を作ってドローンで記念撮影をし、記憶に残る催しも企画。多くの保護者や住民らが訪れ、にぎやかな声が響いた。
菟原小の学区体育祭は学校が無くなっても、団結して地元の農業を守って、交流も続けていこうと、途絶えていた仮装行列を復活させることに。地区の営農組合で組織する奥丹波活性化協議会が企画した。
行列の目玉・蒸気機関車は協議会のトラクターを使い、木枠を付けるなどして作製。機関車を先頭に、ゴレンジャーや消防士などに扮したメンバーに、福知山市動物園のミワちゃんなどの衣装を着た子どもたちが加わり、60人以上が列になってグラウンドを1周した。
これには観衆も大満足で、知り合いの仮装を写真に収めたり、手をたたいて笑い合ったりしていた。
体育祭は6自治会対抗で行われ、玉入れやリレー、大玉転がしなどの競技で競い合った。
写真=十数年ぶりに復活した仮装行列(菟原小学校で)
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