8日は二十四節気の一つの「白露」。大気が冷えてきて、この時期から草木に露がつき始め、秋の気配が深まるとされる。京都府福知山市の朝の最低気温は20・2度(午前6時3分)で、涼しさを感じたが、平年と比べ0・2度高かった。
京都地方気象台によると、府内では8日、前線や湿った空気の影響で雨が降る。9日も断続的に降り、雷を伴って激しく降るところがある。
猪崎の三段池公園内にある市植物園(赤壁景子園長)は、玄関前に秋の七草を展示している。すでに花をつけている種類もあり、秋の風情が漂う。
七草はハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ(ススキ)、ナデシコ。植物園では鉢植えで並べている。
キキョウ、オミナエシ、ナデシコは花が咲いている。今後ハギなども開花する。
七草の横には奈良時代初期の歌人、山上憶良が詠み、万葉集にある「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 おみなへし また藤袴 朝顔の花」など2首をパネルで紹介している。七草は9月いっぱい展示する。植物園は毎週水曜休園。
写真=鉢植えで展示している秋の七草(8日午前9時5分ごろ、市植物園)
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