福知山淑徳高校の生徒が、子どもたちにスイーツの作り方を教える教室が、京都府福知山市駅前町の市民交流プラザ内にあるクッキングルームで18日に開かれた。児童らはお兄さん、お姉さんからアドバイスを受けながらおしゃれなクレープを完成させ、お母さんたちにも振る舞った。
夏休み期間を中心に、市立中央公民館が取り組む「わくわく体験教室」の一つ。小学5、6年生7人が参加し、淑徳高調理系列の製菓講座を受講する2、3年生9人が優しく指導した。
作ったのは皿盛りクレープ。シフォンケーキ、生クリーム、カスタードをクレープ生地で包み、マンゴーと綿菓子で飾りつけ、温かいマンゴーソースをかけて仕上げた。生徒たちが一つひとつ手書きしたレシピを見ながら、一緒に作業を進めた。
最初のシフォンケーキ作りでは、生地を満遍なく混ぜる方法のほか、「お菓子作りでは、材料を常温にしておくことが大切」など、ワンポイントアドバイスも伝授。子どもたちは、高校生との会話も楽しみながら、手を動かした。
将来の夢がパティシエという昭和小5年の西山菜々香さんは「ケーキは作ったことがあるけど、泡だて器で混ぜたりする工程は、初めて自分でしました。腕が疲れたけど、お母さんに喜んでもらえたらうれしい」と話していた。
みんな最後まで熱心に調理して、どのクレープも見栄えよく完成。お母さんたちに振る舞い、一緒に味わった。
写真=高校生に教わりながら調理した
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。