京都府福知山市駒場新町の会社員、岩崎拓夫さん(35)=日東精工所属=が、18日にインドネシアで開幕する第18回アジア競技大会のパラグライディング競技男子団体戦に、日本チームの一員として出場する。
今大会から正式種目となった。パラグライダーで目的地への着陸の精度を競うアキュラシーと、指定されたポイントの上空を決められた順に回りタイムを競うクロスカントリーの2種目があり、岩崎選手ら日本代表は両種目の団体戦に出場する。20日からプンチャックで行われる。
岩崎選手は舞鶴市出身。「空と、空を飛ぶものが好きで」と、大学生だった21歳からパラグライダーを趣味で始めた。23歳から通う兵庫県丹波市青垣町のロールアウトパラグライダースクールを主な練習の場とし、技術を磨いている。
2008年から本格的に競技を始め、今では国内大会に年間5回ほど参戦し、年1回は海外の試合にも出場する。
経験がものを言う競技の中で、17年には日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)の年間ランキング1位を獲得する活躍を見せた。
男子5人の日本代表の中で、一番の若手ながら総合的な評価を受け、7月に正式に日本代表に選ばれた。「これまでは自分のために競技していましたが、国を背負うのでプレッシャーを感じます。ここで良い成績を残すことで、競技人口の増加や発展につなげたい」と話す。
また「もちろん金メダルをめざします。今大会は団体戦ということもあるので、賢く勝っていきたい。競技自体はリスクを取らずに勝ちたい。チームワークが必要になるので、まとまっていきたい」と意気込む。
写真=アジア競技大会のパラグライディング競技に出場する岩崎さん
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