「ドッコイセ」の掛け声で福知山踊りを踊る福知山ドッコイセまつりが始まった。京都府福知山市中ノの広小路通り、御霊公園などを会場に、市民らが古里の郷土芸能を楽しんでいる。14日から16日までが前半で、後半は24、25両日。

　15日は第34回ドッコイセこども大会が行われ、過去最多となる31団体、約450人が参加した。

　今年のテーマは「輪になって踊ろう！」。学童野球のチーム、サッカースポーツ少年団、バレエ団、剣道場、子ども会などで構成する幼児から中学生までの団体が、青年部員が手にするプラカードを先頭に御霊公園を順に出発。広小路通りに大きな輪を描いて踊り、夏休みの楽しい思い出を作った。

■ベリーグッドマンが観客と一体ライブ■

　こども大会に先立って、男性3人組ボーカルユニットの「ベリーグッドマン」のライブがあり、来場者と一体感を生み出すようステージで盛り上げた。多くのプロ野球選手の登場曲も歌い、中学・高校生にも大人気のグループ。約7千人が来場（主催者発表）した。

　ロバーさん、モカさん、ヒデックスさんの3人は息の合ったハーモニーで、多くの全国高校野球選手権地方大会のテーマ曲として起用された「ライオン」の18年ニューバージョンや「ライトスタンド」「ベリーグッド」などをじっくりと聴かせ、詰めかけた来場者に感動を与えた。曲の合間には「ドッコイセ」の掛け声を連発し、大会を盛り上げた。

　24日は同会場で午後7時から学生大会、午後8時からプラカードコンテストがある。25日は福知山駅北口で、午後7時から福知山淑徳高校和太鼓部の演奏があり、同7時15分から「駅北で市民総踊り」がスタートし、フィナーレを迎える。


写真＝こども大会で市長賞に選ばれた「VIVA南陵！」
写真＝熱気に包まれたベリーグッドマンのライブ