観客57人が死傷した福知山花火大会屋台爆発炎上事故から、15日で丸5年になるのを前に、大会実行委員会(事務局・福知山商工会議所)は10日、事故現場そばの京都府福知山市・由良川音無瀬橋下流左岸堤防に献花台を設置。実行委会長の谷村紘一福知山商工会議所会頭らが手を合わせた。献花台は17日まで置く。
事故は13年8月15日午後7時30分ごろに発生。事故発生元の屋台店主が服役中のため、実行委が道義的責任として被害者と進めてきた示談交渉は全員と合意ができている。
谷村会長は「今年3月に最後の方と話し合いが成立して、被害者全員との救済合意に達することができた。これで終わりとは思っていないが、一区切りにはなると思う」と話した。
写真=献花台の前で手を合わせる谷村会長(右から2人目)ら=10日午前10時ごろ
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