京都府福知山市堀越の湿地帯で、ハスの花が見ごろを迎えている。大ぶりのピンク色の花が、生い茂る緑色の葉の間から清らかな姿を見せている。
湿地帯はかつて、かんがい用の池として使われていた。2000年に地元の人が2、3株のハスを植えたのが始まりで、次第に株数が増えていった。
今年は7月初めに開花。猛暑の影響か当初は花の数が少なかったが、最近は徐々に増えている。15日には住民有志で湿地帯周辺の草刈りをした。
ハスは朝早くに咲き、午後になるとしぼむことが多い。猛暑が続くが、透き通るような花が道行く人たちに一服の涼を与えている。
今川芳樹・堀越自治会長(68)は「今年は早くに花が開きましたが、この暑さで開花が止まっていたようです。盆ごろまで見ることが出来るでしょう」と話している。
写真=緑色の葉の間から顔をのぞかせるハスの花
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