京都府福知山市三和町川合地区へ、大阪府の子どもたちが1泊2日のレクリエーションに訪れ、地元住民らと川遊びなどを楽しんだ。川合地区公民館（片山順治館長）の青少年部が、都市と田舎の交流を目的に開いた。

　もともと地区の子どもを対象にしたレクリエーションをしていたが、昨年から川合出身の竹田洋子さん（52）＝大阪市西区＝と協力して大阪の子どもたちを招くようになった。

　竹田さんは大阪市立日吉小学校の父母らでつくる日吉学童コスモクラブに所属しており、実家のある川合地区で何かできないかと考え、レクリエーションへの参加を思いついたという。

　今年は28、29両日、学童クラブに通う子どもとその保護者を中心に合わせて55人が参加。28日は旧川合小学校で地元から参加した子たちとあいさつを交わし、一緒に学校近くの川合川で川遊びを楽しんだ。清流に歓声を上げ、待ちかねたように水を掛け合ったり、泳いだり。小魚やカニを追いかけたりもした。

　夕方にはスイカ割りや飯ごう炊さん、キャンプファイア、肝だめしもして夏を満喫。日吉小学校1年生の本間咲羽さんは「川遊びが気持ちよくて楽しかった。カニもいっぱい見つけられて良かった」と笑顔を見せていた。


写真＝川遊びをする参加者たち