京都府福知山市岩井のイオン福知山店で、大学生らによる妖怪行列が28日にあり、買い物に来ていた親子連れらを驚かせた。
大江町佛性寺、日本の鬼の交流博物館で開かれている夏季特別展「怪鬼! 大江山妖怪屋敷」のPRが目的で、嵯峨美術大学(京都市)の学生やOBらでつくる妖怪藝術団体「百妖箱」(ひゃくようばこ)のメンバー3人が妖怪に扮した。
妖怪は「ぬらりひょん」「鬼婆」「茄子婆」。恐ろしい表情のかぶり物を身に着け、店内の1、2階をゆっくりと歩き回り、イベントのポスターを見せながら鬼博への来館を呼びかけた。
妖怪の姿を見て、大声で泣きだす子のほか、妖怪と仲良く写真撮影する子もいて、3体の周りには怖いもの見たさに、多くの人が集まっていた。
百妖箱の代表で、嵯峨美術大学芸術学部の講師、河野隼也さん(36)は「妖怪を見て、みなさんに良いリアクションを取ってもらい、PRが出来ました。博物館ではもっと怖い雰囲気の展示になっているので、ぜひ見に来てほしい」と話していた。
夏季特別展は9月2日までで、百妖箱のメンバーたちが作った妖怪のマネキン人形や絵、面などを展示している。
写真=恐ろしい妖怪に驚く子どもたち
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