京都府福知山市土(つち)区、旧中丹広域農道(市道上荒河観音寺線)沿いの畑で、野菜の苗や農機具の盗難が相次いでいる。被害にあったのは10人以上で、さらに盗難がエスカレートしており、関係者は近く防犯カメラを設置するよう考えている。
被害にあった男性(70)によると、以前からこのようなことはあったが、ここ1、2カ月で被害が拡大しているという。被害に遭った人たちは、それぞれトマト、ナスなどの夏野菜の苗を今までに数本から300本ほど盗まれた。夕方まで作業をして翌日朝、畑に行くと掘り起こされているケースが多く、中には苗に除草剤をまいたと思われる嫌がらせもあった。草刈り機を盗まれた人は多数いる。
関係者たちは防犯カメラの設置準備を進めつつ、「苗を盗まれた話が後を絶たない。誰もいない夜間に被害に遭っている。許せない」と憤慨している。
すでに福知山警察署にも届け出をし、同署が捜査を進めている。
写真=除草剤をまかれたとみられる苗
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