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両丹日日新聞2018年6月25日のニュース

高槻市の建物危険度判定に、福知山市が資格持つ職員派遣

応急危険度判定士の資格を持つ職員6人 京都府福知山市は、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震を観測した大阪府高槻市に、応急危険度判定士の資格を持つ職員6人を派遣する。25日から3日間で、2人ずつの3班を組み、被災地の負担にならないよう日帰りで出向いて活動し、建物の応急危険度判定を支援する。

 危険度判定は、被災した建物を目視確認し、余震などによる倒壊の危険性を調べ、危険度別に色分けされた紙を壁に貼ったりして、住民らに注意を呼びかけるもの。被災した各自治体で進められており、21日時点で計2500棟以上の被害が確認されているという。

 高槻市では、被害を受けた建物が多いため調査が遅れており、京都府地震被災建築物応急危険度判定協議会の要請を受け、福知山市からも職員を派遣することになった。

 派遣を前に市役所で激励式があり、大橋市長の激励を受けたあと、職員代表が「福知山市は豪雨災害などで、たくさんの支援をいただきました。今度は私たちが人命に関わる二次災害を防止するために活動し、被災者の不安を取り除けるようにしたい」と伝えた。


写真=大橋市長の激励を受ける職員

    

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