京都府福知山市の由良川漁業協同組合(瀬野照義組合長)は1日午前6時、管内の由良川本流と支流でアユ釣りを解禁した。さっそく釣り人が川に入り、解禁時間を待って専用の竿を伸ばし狙っていた。
漁協は今年、管内の河川に約52万匹を放流しており、福知山市内では約15万5千匹を放した。
河川の状況について漁協の担当者は「今年は5月に雨が適度に降り、水量は十分ですが、朝晩に気温が低い日が多く、水温は例年に比べて低め」としている。海からそ上する天然アユについては、水温が低い影響で遅れているという。
市内では昨夜に降った雨の影響で、本流は水量がやや多い状態だったが、牧川などの支流ではほどよい水量となり、竿を出す人の姿が見られた。釣り人らは、水面に目印のついた糸を垂らし、友釣りでアユがかかるのを静かに待った。
釣りは9月30日まで楽しむことができる。網漁は指定区以外では7月1日から、指定区では8月1日から解禁される。
遊漁証は年券が1万円、7月5日から発行される日券が3千円になる。漁協や管内の釣具店などで購入できる。
河川状況はテレホンサービス=電話0773(22)3346=で伝えている。
写真=牧川でアユを狙う釣り人
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