海の京都DMO=一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社福知山地域本部(福知山観光協会)は29日、福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で定時総会を開いた。2020年のNHK大河ドラマの主人公に、福知山ゆかりの明智光秀が選ばれたことを喜び合うとともに、観光振興の起爆剤にするため、「ここからがスタート」と気を引き締め、各種事業に取り組んでいくことを決めた。
あいさつに立った福島慶太会長は「大河ドラマ『麒麟がくる』の放送決定は、福知山にとって千載一遇のチャンス。まちづくりや観光振興に生かし、放送終了後も効果が長く続くよう、頑張っていきたい」と話した。
議事では、昨年度の事業、決算報告などを承認。今年度の事業計画として、従来のうまいもの展、スイーツフェスティバル開催などに加え、大河決定に伴い、協会イメージキャラクター「光秀くん・ひろこさん」の関連商品開発といった各事業を、実施する方針が示された。
委員会構成についても、大河ドラマ特別委員会を設置することにし、関連イベントなどを実施。今後の検討事項として、土産品の開発▽福知山城や御霊公園、駅周辺に光秀の銅像建立▽蛇ケ端藪(明智藪)の整備などを挙げ、出席者に意見を求めた。
「城の従業員を増やすべき」「ゆらのガーデンにもっと飲食店を」「不足している観光ガイドを養成すべき」「城の駐車場を確保する必要がある」など、さまざまな要望が挙がっていた。
写真=「光秀の大河ドラマを起爆剤に」とあいさつする福島会長
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