京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園(二本松俊邦園長)は、鳥インフルエンザ対策として小屋に移していたコールダックとカルガモを、再び放し飼いにした。
園では、飼育している鳥が、大陸からの渡り鳥によって鳥インフルに感染しないよう、毎年防止対策をとっている。園内の車池広場周辺で放し飼いにしているコールダック6羽とカルガモ1羽も対象で、昨年11月中ごろから、広場の一角に設けた小屋の中に入れていた。
市内やその近郊で渡り鳥がいなくなったことから、府中丹家畜保健衛生所と相談して、5月21日に小屋から出した。このほか別の飼育舎に入れていたアヒル1羽も外に出した。
小屋の扉が開かれると、コールダックは勢いよく飛び出し、車池に入って水浴びをしたり、園内を歩き回ったりして、羽を伸ばしている。
二本松園長(73)は「ようやく鳥インフルエンザの心配をしなくてよくなりました。これからは池の周辺で元気に過ごしてほしい」と話している。
写真=元気に小屋の外で歩き回るコールダック
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