田植え前の水田を使った第4回「たんぼラグビー」が20日、京都府福知山市戸田で催された。市内外から42チーム340人が参加。選手たちは泥を跳ね上げながらゴールをめざし、豪快なトライが決まるたび観客から歓声が上がった。
市ラグビーフットボール協会と実行委員会主催。両丹日日新聞社など後援。
大会は、2013年、14年と続けて水害に見舞われた福知山を元気づけようと15年に初めて開催し、その後、地域振興、ラグビーの普及を目的に毎年開いている。
インターネットなどで徐々に話題が広がり、昨年は過去最多の43チームが出場。今年も東京、大阪、岡山などからたくさんのチームが集まり、初心者らが交流試合を楽しむ北都カップ、ベテランらが競い合う福知山カップに分かれて試合をした。
午前中は曇り空で少し肌寒い天気だったが、次第に晴れ間がのぞくようになり、選手らが熱戦を繰り広げた。試合はタックルなしの4人制。大人も子どもも一緒に水しぶきを上げて走り回り、倒れて泥だらけになるなど、笑顔があふれていた。
近くの長田野工業団地にあるGSユアサ長田野営業所チームの斉藤秀全さん(28)は「泥の中を走り回るのは疲れますが、トライが気持ちよく決まった時は楽しい」と話していた。
写真=泥を跳ね上げ、大人も子どもも笑顔に
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