2020年のNHK大河ドラマで、主人公に決定した明智光秀の生涯、丹波との関わりを解説した書籍「明智光秀の生涯と丹波 福知山」の初版が完売し、発行元の京都府福知山市が第2版を発刊。福知山城、市佐藤太清記念美術館、市役所会計室窓口で再び販売している。価格は1冊1千円(税抜き)。
福知山城の天守閣が、再建30周年を迎えたことを記念して出版。戦国歴史研究の第一人者で、静岡大学名誉教授の小和田哲男さんが監修し、市教委生涯学習課の八瀬正雄課長補佐ら歴史研究家が執筆した。
A5判で全224ページあり、光秀による福知山築城と町づくりのほか、教養人・文化人としての顔なども紹介。本能寺の変をなぜ引き起こしたのかについて、さまざまな説も取り上げている。
初版は昨年4月に販売開始され、作成した1500部は今年2月ごろに完売。これを受け、接続詞や脱字などを修正し、第2版を800部作成し、販売することにした。
市文化・スポーツ振興課は「大河ドラマの放送予定を受け、この本が福知山と明智光秀、そして福知山城の魅力を、より多くの人に知っていただく機会になればうれしい」としている。
写真=第2版の販売が始まった明智光秀の解説本
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。