京都府福知山市勅使、天津(あまづ)小学校(一戸香里校長)の玄関軒下で、ツバメが営巣している。飾られた校章の上にきれいに作っており、「とても縁起がいい」と教職員、児童らが巣立ちまで静かに見守ることにしている。
ツバメは昔から日本で親しまれる渡り鳥で、「来る家や店は栄える」などと言われている。
小学校玄関の軒は丸みを帯びた瓦のような作りで、校章がある位置は日陰で涼しく、雨風もしのげる“一等地”。ツバメは昨年も営巣し、今年は大型連休明けに巣が作られているのを見つけた。
今は親鳥が卵を温めており、近くひな鳥がかわいい顔をのぞかせてくれると学校関係者は期待している。
毛利修教頭は「来校される方から『校章の上に作るとは縁起がいい』と声をかけていただいています。元気に巣立ってほしい」と目を細める。
写真=校舎玄関軒下の校章にツバメが巣を作っている
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