京都府福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社(大林八十彦宮司)の境内で、モリアオガエルの産卵が始まった。木の枝に白い泡状の卵塊がぶら下がっていて、参拝者らが見入っている。
卵塊が見られるのは、神社奥の山すそにあるヒョウタン型の池で、今年は4月終わりごろから作り始め、現在約10個が池の上に張り出した木の枝からぶら下がっている。例年と比べ10日ほど早いという。
モリアオガエルは池の裏山に生息。卵塊はカエルの体内から出した粘液で作られ、直径10センチから15センチの大きさになり、中に卵を産む。
内宮では毎年150個ほどの卵塊ができるという。大林宮司は「たくさん卵塊ができるということは自然が豊かな証拠だと思います」と話している。
写真=池の上の木の枝に作られた卵塊
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