京都府福知山市半田、修斉小学校屋外プール場に描かれた壁画が12日、きれいに塗り直された。この壁画を卒業記念として描いた1984年度の卒業生たちが劣化が目立っていることを知り、都合のつく人が集まり、思い出に浸りながら作業をした。
壁画はシャワー通路にある。平泳ぎと自由形の泳ぎ方のポイント、水しぶきをあげるゾウ、海中を優雅に泳ぐ魚などが描かれていたが、33年が経ち、色が落ちるなどしていた。
その状況を知った市内在住の田辺良さん(45)が世話人を務め、当時の担任の先生や同級生が塗り直すことになった。作業は計3日間設け、12日が最終日。延べ30人ほどが参加し、塗装業者の指導を受けて、汚れを落とすケレン作業をし、元通りになるよう水性塗料で修復した。
田辺さんは「子どもたちには、きれいなプールで気持ち良く、元気に授業を受けてほしい」と話している。
【写真説明】プール場の壁画を塗り直す卒業生
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