大型連休が始まった28日、京都府警福知山署と、隣接する兵庫県警朝来署が合同で交通事故防止の啓発活動をした。国道9号沿いにある福知山市夜久野高原のドライブインやくのの駐車場で、署員らがドライバーに安全運転を呼びかけた。
交通量が増える時期に合わせた取り組みで、啓発活動には両署員や両市の交通安全協会員、地域交通安全活動推進委員ら合わせて40人余りが参加。ゆっくり走ってほしいとの願いを込めて、道の駅・農匠の郷やくののキャラクター「ゆっくりちゃん」や、府警のシンボルマスコット「ポリスみやこ」らも応援に駆けつけた。
啓発を前に、福知山署の加藤剛交通課長が「昨年4月には夜久野トンネル付近で死亡事故が起きました。大型連休中は観光客らの交通事故の発生が予想されます。両署が連携して一件でも事故を減らしましょう」とあいさつした。
このあと、国道の両側に参加者が立ち「ゆっくり走ろう国道9号」などと記した看板を手に持って呼びかけをした。また、通行する車やオートバイを駐車場に誘導し、「スピード出し過ぎに注意」「疲労運転に注意」などと記したチラシとあめなどの啓発物をドライバーらに手渡した。
オートバイで朝来市から伊根町に向かうという男性は、啓発物を受け取り「安全運転でツーリングを楽しんできます」と笑顔で出発した。
写真=加藤交通課長から啓発物を受け取るライダー
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