イオンリテール株式会社(本社・千葉県千葉市、岡崎双一代表取締役社長)は20日から、福知山城をデザインした電子マネーカードご当地WAON「福知山城WAON」を、京都府福知山市岩井のイオン福知山店などで販売する。このカードで買い物をした金額の一部(0・1%)が市に寄付され、福知山城の充実などに活用される。
ご当地WAONは2009年にスタート。地域社会に貢献するという企業理念に基づき、各地の自治体、NPO法人と連携して発行しており、寄付つきのご当地WAONは、福知山市を含めて139種類になる。府内では11年の京都府、12年の京都市に続き、3例目。
福知山城WAONは表面に福知山城の天守閣と石垣、裏面に市動物園で人気のレッサーパンダをプリントした。発行手数料は1枚300円(税込み)で、5万円までチャージでき、利用金額に応じてポイントがたまる仕組み。販売目標は3万枚としている。
17日には、市役所で記者発表があり、福知山市の大橋一夫市長、イオンリテールの専務執行役員で、近畿カンパニー支社長の後藤俊哉さんらが、カードのデザインを持って会見に臨んだ。
大橋市長は「たいへん喜ばしいことで、福知山城など観光施設の充実に活用したい」と喜び、後藤支社長は「年間で120万円の寄付を目標にしており、しっかり地域活性化に役立ててほしい」と伝えた。
写真=大橋市長(左)と後藤支社長がカードのデザインを持って記念撮影した
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